住民と医療者が
ともに〝学び〟
ともに〝歩き〟
ともに〝つながる〟

医歩:メディカルウォーキング あしたを歩こう

医歩:メディカルウォーキングは
最新の医学の知見に基づいた
健康を維持し増進する歩行法です。

生活にメディカルウォーキングを取り入れることで、
病気を予防し、毎日を元気に過ごしましょう。


TOMORROW WALK !

気軽で安全。

メディカルウォーキングは誰もが、気軽に、安全に取り組める歩行法です。特別な用具や準備も必要なく、毎日の生活に簡単に取り入れることができます。歩くことが目的ではなく、健康を維持し増進することが目的ですので、歩数や時間にこだわることはありません。「歩きたい」気持ちを大切にします。

運動と栄養。

メディカルウォーキングは運動と栄養という2つの側面に働きかけます。わたしたちの筋肉量は加齢とともに減少し、自立を妨げるさまざまな病気の要因となります。筋肉量は適度な運動の負荷と適切な栄養の摂取で維持できます。筋肉量を維持し、いつまでも健康な体でいられる方法を提唱します。

速さと歩幅。

メディカルウォーキングは歩く速さにポイントをおきます。軽く汗ばむ程度に速く歩く歩行を組み入れます。意識していつもより速く歩くことで歩幅を広くとる歩き方を身に付けていきます。歩幅を広くとる歩行を継続的に取り組むことで体力や健康状態(医歩ステージ)をより良い状態へ戻すことができます。

what's new !

WALK ! WITH US.

メディカルウォーキングとは

メディカルウォーキングとは

医療者と学んで、 医療者と歩いて、 医療者とつながる。 医歩は市民と医療者が いっしょになって行う、 健康の維持と増進のための 取り組みです。

一般の方

一般の方

メディカルウォーキングは 最新の医学の知見に基づいた 健康を維持し増進する歩行法です。 生活にメディカルウォーキングを取り入れることで、 病気を予防し、毎日を元気に過ごしましょう。

医療者の方

医療者の方

医歩に参加する医療者はいずれも医歩が規定する研修を受講し、専門的な知識と技術を身につけ認定を受けたものです。医療者としての専門性を活かして地域に還元することを目的にプロボノとして活動しています。

みんなが、みんなで、健康になる

メディカルウォーキングは最新の医学の知見に基づいた健康を維持し増進する健康法です。「歩く速度が余命に影響する」という論文との出会いから、わたしの専門の一つである代謝栄養学の視点を加え、だれもが、気軽に、安全に取り組める歩行法として考案しました。勤務する病院で患者さんや地域の人たちを対象に「メディカルウォーキング倶楽部」を立ち上げ、座学と実践の講座を毎月1回の割合で開催し、6年間の実践を積み重ねてきました。

わたしは参加した人たちの笑顔や健康への効果に大きな手応えを感じていました。住民はもちろん、講師として参加してくれた医療者の生き生きとした姿も印象的でした。普段は病院で勤務する医療者が地域の場で住民と交流することに大きな可能性を感じました。「歩く」ことと「医療」を結びつける、かけ算をすることで何かが生まれるのではないか。「医歩」というコンセプトが生まれました。

わたしは医歩を一つのソリューションパッケージとして機能するものとしていきたいと考えています。だれもがこのソリューションパッケージを利用することで、地域にメディカルウォーキングの文化を組み込むことができるようにします。メディカルウォーキングは地域で行われているさまざまな活動や取り組みと競合するものではありません。保管するものです。松戸で灯したメディカルウォーキングの一燈が、日本全国各地の一燈となり、やがて日本全体を照らす万燈となる。わたしはその時の日本という国が豊かになっていることを確信しています。

 

一般社団法人 チーム医療フォーラム 代表理事
秋山和宏